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10坪・15坪の整骨院の内装ポイントとは?|効率的なレイアウトと注意点

2025年4月28日

「ランニングコストを抑えながら、地域に根差した整骨院にしたい」

整骨院・治療院の開業を目指すオーナー様の中には、そうお考えの方も多いのではないでしょうか。

整骨院を開業する際には、理想の運営スタイルに合わせたスモールスタートを意識することが大切です。

本記事では、小規模の整骨院に選ばれやすい10坪・15坪のスペースに適した内装のポイントや具体的なレイアウト事例、内装費用の相場について解説します。

開業前に押さえておくべき注意点についても詳しく解説しますので、これから整骨院をはじめ治療院を開業したいと思っている方はぜひご参考ください。

RELINEでは、東京都を拠点に一都三県のサロンや店舗の内装を承っております。

店舗内装からWeb制作まで、一貫したデザインで店舗開業をトータルサポートいたします。

ご相談・見積りは無料です。ぜひお気軽に、RELINEまでご相談ください。

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監修者

RELINE代表:Sasaki Hitomi
リフォーム・リノベーション専門。
デザインのご提案・図面やパース作成・見積り発注・
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サロンなどの店舗から住宅まで幅広く請け負っています。

整骨院の開業前に知っておくべき「構造設備基準」とは

整骨院や接骨院の内装には、最低限確保しなければいけない面積がスペースごとに定められています。

例えば、東京都港区では、以下のように施術室と待合室の最低面積を示しています。

施術所の構造設備基準

  • 6.6平方メートル以上の専用の施術室を有すること
  • 3.3平方メートル以上の待合室を有すること
  • 施術室は、室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること (換気装置でも可)
  • 施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること
  • 建物が住居と店舗を兼ねる場合は、両者は構造上独立しており、それぞれの出入り口を設ける

引用:施術所・出張施術業の手続き(港区)

図にすると、以下のイメージです。

 

整骨院 内装 レイアウト

引用:施術所の構造設備基準

メモ

なお「構造設備基準」は、都道府県や保健所によって詳細が異なる場合があります。

開設時には、市役所へ施設の平面図も提出する必要があるため、内装を考える際には必ず開業エリアの保健所が提示する「構造設備基準」を確認しておきましょう。

 

整骨院10坪・15坪の広さとレイアウト例

なるべく物件にかかるランニングコストは抑えたいけど、
10坪や15坪がどのくらいの広さでどうレイアウトできるのかイメージがつきにくい…

そのような方のために、10坪・15坪の広さの目安を以下の表でまとめました。

整骨院10坪・15坪の広さの目安

広さ

目安(畳換算)

ベッド数(目安)

運営スタイル

10坪

18.1233畳

1-3台

1-2で運営する場合に最適

15坪

27.185畳

2-4台

スタッフ2-3人の小規模チーム運営に最適

10坪のスペースでは、施術者1名または2名が1~3台のベッドを使用して運営する形態が一般的です。一方、施術スタッフを配置して小規模チームで効率的な運営を実現するためには、15坪はあるとよいでしょう。

理想とする運営スタイルによって、必要な広さは変わってきます。最初の開業時はとくに、運営に最適な広さを慎重に考えて選ぶことが重要です。

整骨院10坪のレイアウト例

10坪のテナントを借りて整骨院を開業する場合の、レイアウト例をご紹介します。

約7m(横)×約4.7mの一般的な長方形で、レイアウトしてみると以下のようになります。

整骨院 内装 レイアウト

10坪は約18畳なので、広めのリビングのイメージです。

圧迫感なく、お客様やスタッフが行き来しやすくするには、ベッドは3台までに抑えた方が良いでしょう。

整骨院15坪のレイアウト例

15坪の整骨院の場合、一般的な長方形約9m(横)×約5.5m(縦)でレイアウトしてみると以下のようになります。

整骨院 内装 レイアウト

10坪のスペースに比べると広くなるので、約27畳分とかなり広くなります。

ベッド数をもう少し増やせそうなイメージですが、スタッフ数が増えて必要なスペースも増えるため、快適性を維持するには4台までがおすすめです。

 

整骨院の内装費用の相場とは

内装グレード

坪単価の目安

特徴

シンプルな内装

10万円–15万円

清潔感を重視したシンプルなデザイン。

デザイン性のある内装

15万円–20万円

おしゃれさや機能性を兼ね備えた内装が可能。

高級デザイン

20万円–50万円

高級感を追求した内装。

整骨院や治療院の開業時にかかる内装費用は、シンプルなデザインであれば一般的に1坪当たり10~15万円が相場です。ただし、内装費用は、グレードによって大きく変わります。

初めての開業では、シンプルな内装からはじめ、必要に応じてデザイン性のある内装にアップグレードすることを検討しても良いでしょう。

 

整骨院開業前に確認したいレイアウトの注意点

整骨院を開業する前に、内装・レイアウトについて考えておくべき注意点があります。

以下、2つ解説します。

運営イメージと必要なスペースの確認

物件選びの段階で、自身の運営スタイルに合ったスペースが確保できるかを確認することが重要です。

また、前述したように、「構造設備基準」を遵守した設計ができるかどうかも確認しなければなりません。

事前に設置したいベッドの台数や必要な設備をイメージし、レイアウトのシミュレーションを行いましょう。

内見時にはメジャーを持参し、物件の広さが実際の運営に適しているかを確認するのがおすすめです。

とはいえ、なかなか内見時の測定や物件資料だけではシミュレーションが難しい場合もあります。そのような場合には、プロに相談することでより具体的にレイアウトの計画が立てやすくなります。

スペースの有効活用

小規模な整骨院では、限られたスペースを効率的に活用することが長期的な存続につながる重要なポイントです。

ただし、物件探しの際にすべてが完璧な条件を満たすケースは少ないため、「あとから調整できる部分」は優先度を下げることも視野に入れましょう。

例えば、施術エリア以外のスペースが無駄になりそうな場合は、倉庫や収納として活用することで、全体の運営効率を高められます。小規模の整骨院や治療院・サロンのレイアウトに特化した内装業者に相談することで、狭いスペースでも機能的で効果的な設計は可能です。

 

10坪事例紹介-整骨院10~15坪の内装ならRELINEにお任せ

RELINEは東京都をはじめとする一都三県で幅広いご依頼をいただき、小規模な整骨院や治療院・サロンの内装設計を得意としています。

以下に、10坪規模の整骨院の施工事例をご紹介します。

施工事例

店舗内容:整足院
施工地域:千葉県
工事内容:解体工事・木工事・電気工事・塗装工事・内装工事・サイン工事
工事期間:約1か月

RELINEでは、フルリフォームはもちろん、物件の素材を活かして費用を抑えたリフォームまで幅広く対応可能です。オーナー様やスタッフの皆様、そして患者様にとって使いやすい店舗づくりをご提案いたします。

限られたスペースを有効活用し、効率的かつ機能的なレイアウトにしたいをお考えの方、ぜひお気軽にRELINEにご相談ください。

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まとめ:運営スタイルに合った広さ・内装を選ぼう

整骨院のレイアウトを決める際、施術の動線やスペースの有効活用は欠かせないポイントです。開業前にしっかりと寸法や配置をシミュレーションすることで、スタッフと利用者の双方が快適に利用できる環境を整えられます。

また、無駄なスペースを減らし、必要最低限の広さを確保することで、コストを抑えながら効率的な運営が可能です。

RELINEでは、オーナー様の理想を実現することはもちろん、スタッフの方や来店されるお客様が快適な時間を過ごせるようプロの視点でご提案しております。

オーナー様の「こうしたい」という想いに寄り添いながら、整骨院の内装設計から施工、さらにはWEB制作まで1つの窓口となり一貫してサポートいたします。

まずはお気軽に、RELINEの無料相談にてご相談ください。

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