サロン開業をお考えのオーナー様のなかには、「サロンの内装デザインどうしよう…」と迷われている方も多いかもしれません。
サロンのテイストによって、メニュー内容や価格帯・顧客ターゲットも変わってくるため、決めるのは難しいですよね。
サロンの内装デザインを決める際は、その前にお店のコンセプトを固めておくことが重要です。サロンコンセプトを内装デザインに反映することで、ターゲット顧客に向けて発信しやすく、集客しやすくなります。
本記事では、サロンのコンセプトを決めるための5つのステップと、内装デザインとの関連性について詳しく解説します。
避けた方がいいコンセプト例もご紹介しますので、これからサロン開業をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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開業時に必要なサロンの「コンセプト」とは
サロンコンセプトとは、サロンが提供する価値や方向性を示すものであり、経営判断や一貫したブランディングに直結します。
具体的には、「どのようなサービスを提供し、どんな体験を顧客に与えるか」です。コンセプトが明確であればあるほど、ターゲット層に響くメッセージを発信でき、競合との差別化も図りやすくなります。
コンセプトがサロンの運営における判断基準となるため、内装デザインもターゲットやメニュー構成も、自ずと一貫した店舗ブランディングを実現しやすくなります。
コンセプトを反映した内装デザインを行うことで、結果的に集客力のあるサロンづくりができるのです。
内装デザインにサロンコンセプトが重要な理由
内装デザインを決めるうえで、サロンのコンセプトは非常に重要です。
以下、コンセプトが内装デザインに重要な理由を3つ解説します。
ターゲットの集客がしやすくなる
内装デザインや販促デザインにサロンのコンセプトを反映することで、ターゲット層が明確になり、集客がしやすくなります。
たとえば、「リラックス空間」をテーマにしたサロンであれば、そのイメージに合った内装やサービスを提供することで、特定の顧客層を引き寄せることができます。
他社との差別化ができる
明確なコンセプトを持つことで、競合他社との差別化を図り、「独自性」で集客することが可能になります。
同じ地域に多くのサロンが存在する中で、自分のサロンが何を特別に提供できるかを示すことは非常に重要です。
「自然派志向」や「子供連れOK」といった独自性があれば、その独自性を内装デザインや設計にも反映することで、より自店の魅力を際立たせられます。
お客様の満足度の最大化
コンセプトに基づいた内装デザインは、お客様の満足度に大きく影響する要素です。
たとえば、「癒し」をテーマにしたサロンでは、柔らかな照明や自然素材を使ったインテリアがお客様を癒します。
コンセプトにぴったりハマった内装デザインにすることで、ご来店されるお客様の潜在的ニーズを満たす環境を提供できるのです。
また、快適な待機スペースや清潔感のある施術ルームも、お客様満足度を高めるのに重要です。
内装や設計をコンセプトやターゲットに合わせることで、「また来たい」と思ってもらえる、愛されるサロンづくりに近づきます。
サロンのコンセプトの決め方5ステップ
サロンのコンセプトは、以下の5ステップで決められます。
コンセプトの決め方5ステップ
- 経営理念を設定する
- 競合調査を行う
- 強み・差別化ポイントを決める
- ターゲットを明確にする
- コンセプトを固める
以下、一つずつ解説していきます。
ステップ1:経営理念を設定する
まずはMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を設定します。
これは、「何のために存在し」「どんな理想像に向けて」「どんな価値を提供するのか」を明確にするためのステップです。
MVVを考えることで、サロン運営を通して、お客様や社会のどのような問題や悩みの解決に貢献したいと思っているのかが見えてきます。
ステップ2:競合調査を行う
次に、自身のサロンと競合他社との比較分析を行います。
競合調査では、他社の強みや弱み、市場での位置付けなどを把握し、自分自身のサロンがどこで差別化できるかを考えます。
ステップ3: 強み・差別化ポイントを決める
自分たちの強みや他社にはない独自性を見つけ、それをコンセプトに反映させます。
例えば…
「子供連れでも安心して通えるサロン」という差別化ポイントが見えてきたら、そのための設備やサービス(キッズスペースなど)を整える必要がありますね。
内装デザインも、照明が暗めのリラックス空間というよりも、温かみのある空間や清潔感のあるデザインを検討できます。
このように、自分のサロンのアピールしたい強みに合わせて、サロンの内装も固まっていきます。
ステップ4: ターゲットを明確にする
誰に向けてサービスを提供するか、ターゲット層を明確にします。
具体的には、「30代から40代の働く女性」など年齢層やライフスタイルによってニーズが異なります。
この段階でターゲット層を絞り込むことで、その後のマーケティング戦略にも効果的です。
ステップ5: コンセプトを固める
最後に以下の要素が自然と見えてきます。
- どんなサロンにしたいか(例:癒し系、高級系)
- 来店したお客様にどうなってほしいか(例:束の間の時間をリフレッシュして帰ってほしい)
- どんなお客様に来店してほしいか(例:ストレス解消したい女性)
- メニューの最適な価格帯(例:チェーン店よりも少し高いが特別な時間のためなら出せる価格設定)
- 集客方法は何が最適か(例:SNS広告)
- 店舗内装やインテリアはどうするか(例:ナチュラルテイスト)
このように決まったコンセプトを、サロンの内装デザインに反映することで、一目で「このサロン気になる」と集客に繋がります。
避けた方がいいサロンコンセプト例3選
コンセプトを設定することをおすすめしましたが、避けるべきサロンのコンセプト例もあります。
一歩間違えると、ターゲットに届かないコンセプトになってしまうので注意が必要です。
1. 曖昧なコンセプト
具体性がなく、多くの顧客層にアピールしようとするあまり、中途半端な印象になることがあります。
「なんでもやります」といったアプローチは避け、自分自身の強みや特色を明確化しましょう。
2. 安さを売りにしたコンセプト
個人サロンは特に、受け入れられるお客様の数も限られています。価格だけで勝負すると大手サロンと比べられて負けてしまうことも。
「安さ」を前面に出すのではなく、このお店のコンセプトと内装・空間すべてにおいて「また行きたい」と思ってもらえるコンセプト設計が必要です。
価値を重視したコンセプト設定は、オーナー様やスタッフの方が疲弊しないサロンづくりにもつながります。
3. 即効性を強調したコンセプト
短期的な効果ばかり追求すると、薬機法に触れてしまうだけでなく、お客様の効果の期待度が高い分リピーター獲得が難しくなります。
「1回で効果抜群」といった表現は避け、本質的な価値提供へシフトしましょう。
コンセプト決定後は見せ方も重要
決まったコンセプトは、キャッチフレーズやSNSでの発信方法などで周知することも重要です。
例えば、サロン紹介のキャッチフレーズにコンセプトを入れて毎回使用する、インスタグラムでのフィード投稿の最後のページに強みを繰り返し載せるなどです。
コンセプトを詰め込んだお店の内装写真も活用して、お客様への周知を意識しましょう。
愛されるサロンの内装デザインにはコンセプト固めが必須
サロンのコンセプトは、愛されるサロンづくりや理想の内装デザインになくてはならないものです。
コンセプトの決定により、サロンのブランディングがしやすくなり、お客様も選びやすくなって安心して来店できます。
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