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小さなリラクゼーションサロン内装のコツ8選|限られた空間を最大限に活かすには

2025年5月25日

リラクゼーションサロンでは、内装の印象がお客様の満足度を左右します。

特に小規模サロンでは、「限られたスペースのなかでリラックスできる空間をどう作るか」に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

しかし小さな空間でも、ちょっとした工夫で居心地のよい癒しのサロンは実現できます。

本記事では、店舗リフォームのプロの視点から、小規模リラクゼーションサロンに最適な内装アイデアを【8選】ご紹介します。

レイアウトの工夫や照明やカラーでの演出、導線設計など、サロン内装を考える上でのヒントも満載です。

理想のサロン空間づくりに、ぜひお役立てください。

RELINEでは、東京都を拠点に一都三県のサロンや店舗の内装を承っております。

店舗内装からWeb制作まで、一貫したデザインで店舗開業をトータルサポートいたします。

ご相談・見積りは無料です。ぜひお気軽に、RELINEまでご相談ください。

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監修者

RELINE代表:Sasaki Hitomi
リフォーム・リノベーション専門。
デザインのご提案・図面やパース作成・見積り発注・
現場管理・お引渡しまでワンストップで対応。
サロンなどの店舗から住宅まで幅広く請け負っています。

 

内装のコツ1| コンセプトを決めて一貫性を持たせる

サロンの内装で失敗しがちなポイントの一つが、「コンセプトがあいまいなまま進めてしまう」ことです。

たとえば、ナチュラルテイストにしたいのに、家具やインテリア小物の色味がゴールド系で照明が明るすぎるなど、ちぐはぐな印象になってしまうケースがあります。

小規模サロンでは特に、空間の世界観に一貫性があるかどうかが、来店されたお客様の印象を大きく左右します。

 

まずは「誰に、どんな価値を提供するサロンなのか」を明確にすることがスタート地点です。

土台となるコンセプトが定まることで、内装のデザインも無理なく統一できます。

サロンの内装に入る前に、オーナー様の理想のサロンはどのようなものかを明確にしておきましょう。

参考

「コンセプトの決め方がわからない…」という方は、こちらの記事で具体的なステップをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

 >サロンのコンセプトの決め方5ステップ!理想の内装デザインを実現するには

 

内装のコツ2| 個室感を演出する間仕切りの工夫

リラクゼーションサロンでは、人目や物音を気にせずリラックスできる空間が好まれます。

たとえ個人サロンで他のお客様がいなくても、スタッフの動きや物音が伝わると、お客様のくつろぎを妨げてしまうことがあります。

特に狭い空間では、ちょっとした気配や生活感がダイレクトに伝わるため、配慮が必要です。

その対策として有効なのが、「間仕切り」を使って個室感を演出することです。完全な個室にするのはコストがかかりますが、天井から布を垂らすカーテンや、可動式パーテーション、木製の格子などを使えば、手軽に空間を仕切れます。

中でもカーテン仕切りは2〜3万円程度から導入でき、低コストで雰囲気を損なわないのが魅力です。

また、1つのテナント内に複数の個室をつくる場合は、壁の厚みやドアの素材選びも重要です。防音性の低い素材では会話が漏れ、お客様にストレスを与えてしまいます。

防音効果の高い壁材やドア、吸音パネルなど、静けさを保つ工夫を取り入れましょう。

「人目を気にせず、静かにくつろげる空間」は、リピーター獲得にもつながる大きなポイントです。

空間の広さや予算に応じて、プロと相談しながら最適な仕切り方を検討しましょう。

 

内装のコツ3|狭くても快適に見せるレイアウトと視覚演出

小規模サロンでは、レイアウト次第で「洗練された心地よい空間」になるか、「圧迫感のある狭い印象」になるかが分かれます。

空間を視覚的に広く見せるには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 家具やインテリアは必要最小限にする
  • 背の低い家具を選び、視線が抜けるようにする
  • 鏡を設置し、奥行きを演出する
  • 白やベージュなど、明るい色味で統一する

空間を広く見せたい場合は、白やベージュなどの明るい色をベースにするのが効果的です。壁や天井を明るくすることで、光を反射しやすくなり、圧迫感のない開放的な印象を与えられます。

ただし、内装に「正解の色」があるわけではありません。

あくまで大切なのは、サロンのコンセプトに合った色選びです。ナチュラルな癒しを重視するならグリーン系、落ち着いた高級感を出したいならグレージュやブラウンなど、空間の印象を左右する色の効果をうまく取り入れてみましょう。

【リラクゼーションサロンの内装によく使われる色とその効果】

・ホワイト:清潔感・開放感・広さを感じさせる
ベージュ / アイボリー:やわらかさ・安心感・温もりを与える
グレージュ:上品さ・落ち着き・高級感
ライトグレー:スタイリッシュ・無機質・集中力を高める
オリーブグリーン / モスグリーン:自然・癒し・安心感
ブラウン(ダーク系):安定感・信頼感・高級感
ブルー(淡め):冷静・沈静・清潔感
ピンク(淡いローズ系):女性らしさ・柔らかさ・安心感

 

内装のコツ4| 調光できる照明で雰囲気を演出

照明をうまく取り入れることで空間の印象やリラックス効果を高められます。

特におすすめなのが、間接照明を使った演出です。壁や天井を照らすことで奥行きが生まれ、部屋を広く見せる効果があります。また、やわらかい光は目に優しく、施術中のお客様の緊張を和らげます。

調光機能付きの照明や暖色系のライトを取り入れると、より快適な空間になるでしょう。

照明は以下の2種類を使い分けるのがポイントです。

  • 全体照明:空間全体を照らす照明(例:シーリングライト)
  • 部分照明:一部を照らして雰囲気を演出(例:スポットライト、スタンドライト)

通路、施術スペース、受付など、場所に応じた明るさと照明デザインを選ぶことで、サロン全体の印象を格上げできます。

 

照明やインテリアも含めてトータルで相談に乗ってくれる内装業者であれば、照明選びに迷ったときも安心です。

コンセプトに合った空間づくりをプロの視点でアドバイスしてもらえるため、統一感のあるサロンに仕上がりやすくなります。

 

内装のコツ5| アクセントカラーで癒し効果を高める

リラクゼーションサロンの内装では、色づかいも空間づくりの大切な要素です。

特にナチュラルな雰囲気を目指す場合は、白やベージュなどの明るい色をベースに、自然を感じさせるグリーンやブラウンなどのアクセントカラーを取り入れることで、心地よさとやすらぎのある空間を演出できます。

たとえば、家具を必要以上に置かず、あえて余白を残すレイアウトにするのも効果的です。そこに観葉植物のグリーンを取り入れることで、窮屈さを感じさせない余裕のある空間に仕上がります。

落ち着き・安心感・清潔感を感じてもらえる空間づくりには、こうした色の効果を意識的に活用していきましょう。

参考

サロンをナチュラルでおしゃれにするおすすめアイテム3選はこちらからご覧いただけます。
ナチュラルでおしゃれなエステサロンに!内装ポイントとおすすめアイテムをご紹介!

内装のコツ6| お客様目線の動線設計を意識する

サロン内装では、「動線設計」も快適な空間づくりの重要なポイントです。動線とは、お客様がサロン内をどのように移動するか、その流れのことを指します。

限られたスペースを効率よく設計するには、立体的に空間を捉えましょう。間取り図や模型を使って動線を事前に“見える化”しておくと、設計のミスや使いにくさを防げます。

たとえば、施術前に他のお客様と鉢合わせしない通路設計や、水回りの配置が遠すぎない設計などです。

お客様だけでなく、施術者の動きも含めて「自然な流れ」を意識して設計することで、ストレスのない快適なサロン空間が実現できます。

 

内装のコツ7| 「見せる収納」を取り入れる

小規模サロンでは、限られたスペースにどう収納を取り入れるかが大きな課題になります。

そこでおすすめなのが、「見せる収納」です。収納を“隠す”のではなく、“見せる”ことで、空間演出の一部として活用できます。

見せる収納の例として、壁に「ニッチ(壁を一部くぼませた収納スペース)」があります。ニッチは奥行きが浅いため場所を取らず、棚のように張り出さないので圧迫感を与えません。アロマや小物などの物販商品をディスプレイするスペースとしても活用でき、販売促進にもつながります。

ニッチの造作が難しい場合でも、壁面収納を取り入れることで、床スペースを塞がずに収納の確保が可能です。スリムな壁掛け棚や吊り戸棚などを活用すれば、限られた面積でも作業効率を落とさず、空間全体をスッキリと見せられます。

おしゃれで機能的な収納を工夫することで、空間に統一感と清潔感が生まれ、サロン全体の印象をワンランクアップできます。

 

内装のコツ8| 居抜き物件を上手に活用する

開業時のコストを抑えたい方には、居抜き物件の活用もおすすめです。

居抜きとは、前テナントの設備や内装を引き継げる物件のことで、内装工事の費用と期間を大幅に削減できます。

たとえば、すでに施術スペースや水回りが整っている物件であれば、床や壁のリニューアルだけで開業できるケースもあります。

ただし、電気容量や排気の位置など、業態に合わない部分もあるため、事前に内装業者と一緒に現地を確認することが重要です。

 

施工前に確認しておきたい内装のチェックポイント

内装工事が始まってからの変更は手間もコストもかかるため、打ち合わせや図面作成の段階で細かな点まで確認しておくことが重要です。

ここでは、特に見落としやすい3つのチェックポイントをご紹介します。

 

  1. コンセントやスイッチの位置

施術ベッドの位置に対して、コンセントやスイッチが適切な場所に配置されているか確認しましょう。

特に、コンセントの数が足りないなどの問題は、日常的なストレスにつながります。

 

  1. 音・匂いの配慮

隣接テナントがある場合は、防音や換気の設計も事前に確認しましょう。

会話や香りが外に漏れないよう、壁材や換気扇の位置などを見直しておくと安心です。

 

  1. 照明の明るさと配置

照明は配置や光の強さによって空間の印象を大きく左右します。

図面上では分かりづらいため、担当者に希望のイメージを伝えながら、明るさや角度を調整しましょう。

 

参考

こうしたチェックを適切に進めるためにも、信頼できる内装業者選びがとても重要です。
サロン内装業者を選ぶチェックポイント6選|失敗を防ぐ注意点とは?

上記の記事では、業者選定のチェックリストを詳しくご紹介しています。内装を任せるパートナー選びの参考に、ぜひご覧ください。

 

RELINEの無料相談で、あなたの理想のサロンづくりをサポートします

小さなサロンの内装は、単なる「見た目」ではなく、「どうコンセプトを定めて統一し、空間を活かすか」が鍵になります。

スペースが限られていても、アイデア次第で心地よくくつろげる空間に仕上げられます。

「狭いから…」と諦めずに、理想のサロンづくりを一歩ずつ進めていきましょう。

RELINEでは、これまで東京都内を中心に多数のリラクゼーションサロン・エステ・整体院の店舗内装を手がけてきた実績があります。

オーナー様の理想を実現することはもちろん、スタッフの方や来店されるお客様が快適な時間を過ごせるよう、プロの視点でご提案しております。

サロン・治療院の内装設計から施工、さらにはWEB制作まで、1つの窓口で一貫対応できるのがRELINEの強みです。

 「イメージはあるけど、どう伝えればいいかわからない」そんな方も、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

あなたのサロンづくりに寄り添い、想いを形にするお手伝いをいたします。 

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